実際に登ってみました①(1〜3合目)

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【1~3合目】天然のお花畑を求めて。伊吹登山にチャレンジ!

梅雨が明け、さわやかな夏空が広がる7月の早朝。いつも釣りやキャンプを楽しんでいるアウトドア仲間で伊吹山に登ってきました!季節ごとにまったく違う景色が楽しめる伊吹山ですが、特に7月下旬から8月は色とりどりの高山植物が咲き乱れる人気のシーズンです。

伊吹山には9合目まで車で行ける「伊吹山ドライブウェイ」もありますが、今回はまさに山がはじまる0合目の登山口からスタート。眺めが良く、危険な箇所も少ないことから初心者におすすめといわれている伊吹山ですが、果たして元気に登り切れるのか、ドキドキです!

マイナスイオンを浴びながら登山スタート!

「涼しいうちに登り始めよう!」と朝5時半に集合。インフォメーションセンターで登山届と入山料をそれぞれポストに入れ、いよいよ登山スタート。

みずみずしい緑の匂いを感じながら、森の中を進みます。足元は岩と土でデコボコしていて、10分も歩くと汗だくに。時折吹いてくる優しい風が気持ちいい。

たまに岩場が出てくるので、持ってきたトレッキングポールを使いながら登ります。上に行くにつれて、少しずつ背の高い木が少なくなり視界がひらけてきました。

「伊吹山高原荘」の建物が見えてきたら、1合目に到着!振り返ると、朝の太陽に照らされてふもとの町が輝いていました。遠くには琵琶湖も見えます。ベンチやトイレ、自動販売機もあるので、これからの道のりに備えてゆっくり休憩。

緑に囲まれたゆるやかな草原を進む

水分補給をしっかりしたら、2合目に向けて出発!この辺りはもともとスキー場だったそうで、ゆるやかな斜面に草原が広がります。

緑に囲まれた道を進んでいくと、2合目の看板が見えてきました。近くにベンチがあったので、少し休憩。ここまでで、登り始めて1時間ほどが経っていました。

朝ごはんがわりに持ってきたチョコレートバーを食べながら、再び登り始めます。半日以上かかる登山には、少量で効率よくエネルギー補給ができる行動食を是非持って行きましょう。

草花が咲き乱れる癒しのスポット

少しずつ大きな石が増えはじめ、道が険しくなってきました。まわりの木々も薄くなり、強い日差しが降り注ぎます。帽子や日焼け止めを使って、日焼け対策は万全に。さえぎるものがない分、涼しい風が感じられるのは嬉しい!

3合目が近づくにつれて道がなだらかになり、のんびり登れて体が少し慣れてきました。

3合目の休憩所にはトイレとベンチがあり、しっかりと体を休めることができます。気温や天気に合わせて着替えなどもここで済ませておきましょう。奥のベンチは木陰になっているので、夏場はそちらで休むのがおすすめ。また、登山道ではここが最後のトイレポイントです。

この辺りは「オカメガハラ」と呼ばれ、春から秋にかけて70種もの草花を見ることができます。看板を見ながら辺りを見回してると…

草原の中にかわいい草花がちらほら!

小さな花がふとしたところにひっそりと咲いていて、夢中で探してしまいます。

色とりどりの草花は見ているだけで楽しく、登山の疲れが癒されました!

実はここ3合目までは、タクシーを呼ぶことができるそう。道のりでいうと約半分まで来たことになります。体力に不安がある方や体調がすぐれない方はここで引き返すなど、決して無理はしないようにしましょう。

しっかり休んでエネルギーチャージも万全。後半戦に向けてスタートです!

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